赤ちゃんの夜泣きはいつからいつまで?寝かしつけのポイントをご紹介

子育て

赤ちゃんの夜泣きに困っている方は多いのではないでしょうか?

毎晩のように夜泣きが続くとママやパパも寝不足で疲れが溜まり、つい「いつまで続くの」と思ってしまいますよね。

赤ちゃんの夜泣きは生後4ヶ月頃から始まり大体1歳半前後まで続くと言われていますが、成長には個人差があるので2歳頃まで続くこともあります。

赤ちゃんの成長段階によって夜泣きをする原因は異なるため、その原因を知ることで夜泣きを軽減することができるかもしれません。

今回は赤ちゃんが夜泣きをする原因を月齢別でご紹介するとともに、寝かしつける際のポイントを併せてご紹介します。

 

スポンサーリンク

夜泣きの原因を月齢別でご紹介

私たちは睡眠中、約90分間隔でレム睡眠(浅い眠り)とノンレム睡眠(深い眠り)を繰り返しているのですが、赤ちゃんはこの間隔が短く40分程しかありません。

つまり、赤ちゃんは短い間隔でレム睡眠が訪れるので夜中に何度も目が覚めてしまうのです。

それではなぜ泣いてしまうのでしょうか?この章では月齢別で考えられる夜泣きの原因をご紹介します。

新生児~生後3ヶ月頃

新生児~生後3ヶ月頃の赤ちゃんが睡眠中に泣いて起きることは多々ありますが、実はこれは夜泣きに分類されません。

なぜなら、この時期の赤ちゃんは朝昼夜問わず眠っては起きてを繰り返して、泣いて起きるのが夜に限ったことではないからです。

この時期の赤ちゃんが泣いて起きる原因は、空腹やおむつの不快感、体温の上昇などが考えられます。

生後4ヶ月~1歳前後

生後4ヶ月~1歳前後の赤ちゃんの一日の睡眠時間は平均12~16時間程です。

脳や身体能力の発達によって自我が芽生え始めてハイハイやおもちゃ遊びなどの活動量が増えるため日中に起きている時間が増え、「夜になったら眠る」という生活リズムが徐々に身についてくるので夜にある程度継続して眠れるようになります。

しかしこの時期の赤ちゃんは記憶力の発達により日中におきた出来事を睡眠中に脳で整理するので、夢との区別がつかなくなり混乱して夜泣きをしてしまいます。

また、夜間断乳や卒乳を始めている場合はママのおっぱいがないことへの不安やストレス、乳歯が生え始めている場合は口内の違和感が原因として考えられます。

1歳~2歳頃

1歳~2歳頃の子供の一日の睡眠時間は平均11~14時間程です。

睡眠のリズムが大人に近づいてきているためお昼寝の回数が1~2回に減り、夜中に起きる回数もだいぶ減ってきます。

しかしこの時期の子供は何でも嫌がるイヤイヤ期真っ只中なので、脳に記憶された日中の不快感が睡眠中にフラッシュバックされて夜泣きをすることがあります。

また、子供の成長には個人差があるため生後4ヶ月~1歳前後の赤ちゃんと同じ原因で夜泣きが続く場合もあります。

寝かしつけのポイント

子育てをするにあたって赤ちゃんの夜泣きに付き合うのはママやパパの宿命ですよね。

毎晩のように夜泣きが酷くて困っているという場合は、これからご紹介する寝かしつけのポイントを参考にしてみてください。

睡眠環境を整える

子供を寝かしつける際は気持ちを落ち着かせるために睡眠環境を整えましょう。

睡眠前にテレビを見たりおもちゃで遊んだりすると脳が興奮状態になって寝つけなくなってしまうため、「睡眠前はテレビやスマホ動画を見せない」「おもちゃは見えない場所に片付ける」「部屋を暗くする」など、子供が落ち着いて眠れる環境を整えてあげましょう。

また、子供は眠る前にママやパパとスキンシップをとることで安心感や充実感を持って一日を終えることができます。

日中におきた不快感が睡眠中にフラッシュバックして夜泣きをすることも減るかもしれないので、睡眠前は子供とたくさんの触れ合いや会話をして楽しみましょう。

入眠儀式を毎日行う

睡眠前に毎日決まった習慣を行うことを「入眠儀式」と言い、これを続けることで子供は「そろそろ眠る時間」だと判断して自然に睡眠態勢に入るようになります。

入眠儀式から実際に眠るまでに掛ける時間は、乳児(新生児~1歳未満)の場合は数分、幼児(1歳以降)の場合は15~30分が理想とされています。

子供の性格や家庭環境は様々なので「これをしたら子供は必ず眠る」という確証はありませんが、よくある入眠儀式をいくつかご紹介します。

  • お腹や背中を優しくトントンしたり頭を撫でたりする
  • 絵本を読み聞かせる
  • 子守唄をうたったり落ち着いた雰囲気の音楽を流したりする
  • お気に入りのぬいぐるみを持たせる
  • 落ち着いた声のトーンで一日の振り返りをする

どのような方法で眠るのかは子供によって異なるので、様々な方法を試してみるといいでしょう。

寝かしつける際は心にゆとりを持つ

子供の寝かしつけや夜泣きの対応を毎晩のように繰り返していると、ママやパパも寝不足や疲労でストレスが溜まってしまいますよね。

ストレスが溜まると子供への対応に余裕がなくなってしまうので、夫婦同士で協力し合う態勢を心掛けたりストレスを発散したりして心にゆとりを持つようにしましょう。

ストレスの発散方法は人によって異なりますが、以下のことをするだけでもストレスを緩和させることができるでしょう。

  • 子供の写真や動画、成長記録などを見返す
  • 子供がさらに成長した姿や今度子供と一緒にやってみたいことを想像する
  • 気の合う友人や同じ悩みを持つママ友と話して気持ちを分かち合う

また、子供が夜泣きをした際、毎回必ず構うのではなくたまには気付かない振りをして様子を伺ってみると案外コロッと寝付くこともあるので試してみてください。

まとめ

赤ちゃんの夜泣きは生後4ヶ月頃から始まり、大体1歳半前後まで続くと言われています。(個人差があるので2歳頃まで続く子供もいます)

睡眠中の赤ちゃんは約40分という短い間隔でレム睡眠とノンレム睡眠を繰り返すため、夜中に何度も目が覚めて夜泣きをしてしまうのです。

月齢別で夜泣きをする原因は異なるので簡単にご紹介します。

新生児~生後3ヶ月頃

  • 空腹やおむつの不快感、体温の上昇 など

生後4ヶ月~1歳前後

  • 日中におきた出来事と夢の区別がつかなくなることへの混乱
  • 断乳時期の場合、ママのおっぱいがないことへの不安やストレス
  • 乳歯が生え始めている場合、口内の違和感

1歳~2歳頃

  • 日中におきた不快感が睡眠中にフラッシュバックする
  • 生後4ヶ月~1歳前後の赤ちゃんと同じ原因

月齢を重ねるごとに夜泣きの回数は減ってきますが、一向に夜泣きがおさまらない場合は睡眠環境や入眠儀式を見直して整えてあげることをオススメします。

毎晩のように夜泣きに対応するのは大変かと思いますが、いつかは夜泣きもなくなるので心にゆとりを持って気長に向き合ってあげましょう。

 

 

タイトルとURLをコピーしました