痩せやすい時期と痩せにくい時期|月経周期に合わせて効率よく痩せよう

ダイエット

女性には痩せやすい時期と痩せにくい時期があることをご存知でしょうか?

これらの時期を知らずにダイエットをすると、努力に比べて体重が落ちなくなった時にストレスを感じたりやる気が失われたりしてしまう恐れがあります。

ノーストレスでダイエットをするにはその時期に合わせたダイエット方法をすることが大切なのです。

今回は痩せやすい時期がいつなのかをご説明すると共に、月経周期を活用したダイエット計画をご紹介します。

 

 

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痩せやすい時期と痩せにくい時期はいつなの?

ダイエットにはエストロゲン(卵胞ホルモン)プロゲステロン(黄体ホルモン)という2種類の女性ホルモンが関係しており、エストロゲンには痩せやすくする作用、プロゲステロンには痩せにくくなるような作用があります。

この2種類の女性ホルモンは月経周期(生理が始まった日から次の生理が始まる前日までの周期のこと。個人差はあるが大体25~38日が1サイクル)によって分泌量が増えたり減ったりしているのですが、身体は優位になったホルモンの影響を受けるため痩せやすい時期と痩せにくい時期が存在するのです。

月経周期は「生理中」「生理後」「排卵後」「生理前」の4つの時期に分かれていますが、どの時期が痩せやすい時期なのでしょうか?エストロゲンとプロゲステロンの働きとあわせてご説明します。

痩せやすい時期【生理終わり頃から排卵前までの約10日間】

生理の終わりごろから排卵前までの約10日間はエストロゲンの分泌量が多くなるので、その影響によって痩せやすくなります。

エストロゲンは女性らしい体を作ったり肌や髪に潤いを与えたりする役割があるのですが、以下のようなダイエット効果を高める働きもするのでエストロゲンの分泌量が多い時期はダイエットに向いているのです。

痩せにくい時期【排卵後から生理前】

排卵後から生理前までの約2週間(別称:黄体期)はエストロゲンの分泌量が減りプロゲステロンの分泌量が減るのですが、プロゲステロンには以下のような効果があるのでこの時期は痩せにくくなってしまうのです。

≪プロゲステロンの働き≫

  • 受精卵が着床しやすいように子宮内膜を柔らかくして妊娠を助ける
  • 妊娠に備えて体に水分や脂肪を溜め込むためむくみやすくなる
  • 大腸のぜん動運動の機能(腸の収縮を繰り返して消化した食べ物を移動させて体外に排出する働き)が低下する
  • 食欲中枢を刺激する
  • 精神的に不安定になる

ぜん動運動機能が低下すると便秘になりやすくなります。また、食欲中枢が刺激されると食欲をうまくコントロールすることができず、たくさん食べてしまい体重が増えてしまう場合があります。

そして、精神的に不安定になると些細なことでイライラしてしまいます。そのため努力の結果が出ないとダイエットへのやる気が下がったり失われたりするケースもあります。

月経周期に合わせたダイエット計画!目指せノーストレスダイエット

女性ホルモンのバランスは月経周期で変化するので、その時期に合わせたダイエット方法(過ごし方)をすることで効率的に痩せることができます。

この章では月経周期に合わせたダイエット計画をご紹介するので是非参考にしてみてください。

生理中

生理中は痩せようと思わず「体重をキープする」ということを心がけてゆっくりと過ごしましょう。

生理中の身体は以下のような状態になります。

  • 基礎体温が下がるので体が冷えてしまい血液の流れが悪くなってしまう
  • 体に脂肪や水分を溜め込みやすい
  • 生理痛や貧血など体に負担がかかりやすいのでやる気が起こりにくい

この時期は運動をしても成果が出にくいですが、何もしないでいると体重が戻ってしまうことがあるので、この時期は体に負担を与えないような軽めのストレッチをしましょう。

また、血行不良が原因でむくんでしまうこともあるので、湯船にゆっくりと浸かって体を温めたりリンパマッサージをしたりして血流やリンパの流れを良くしましょう。

生理後

生理後は痩せやすくなるので、普段よりも運動量を増やしてみましょう

ジョギングや水泳、サイクリングなどの有酸素運動は脂肪燃焼効果があるのでオススメです。

さらに筋肉量も増えやすくなるので、有酸素運動と一緒に筋トレを行うとより効果を感じることができます。

食べる量を減らして痩せようとしている人もいるかと思いますが、過度な食事制限をすると生理がこなくなったり体力が無くなったりする恐れがあるので、栄養バランスを考えた食事を一日三食しっかりと食べましょう。

排卵後~生理前(黄体期)

黄体期はプロゲステロンの影響で徐々に体重が落ちにくくなるので、無理に痩せようとはせず現状維持を心がけてください

この時期はウォーキングやストレッチ、階段の上り下りといった軽めの運動を行いましょう。

便秘やむくみで体重が増えてしまうこともあるので、腸内環境を整えたり余分な水分の排出を促したりする食べ物を積極的に摂取して体内から改善していきましょう。これらの成分が多く含まれている食材は以下になります。

黄体期はエストロゲンの分泌量が少ないので、似た働きをする大豆イソフラボンを摂取して補いましょう。大豆イソフラボンは名前の通り大豆製品に多く含まれています。

まとめ

痩せやすい時期よ痩せにくい時期がいつからいつまでだか分かりましたでしょうか?

これらの時期には2種類の女性ホルモンのバランスが関係しており、エストロゲンが多いと痩せやすくなり、プロゲステロンが多いと痩せにくくなります。

エストロゲンの分泌量が増えるのは生理の終わりごろから排卵までの約10日間です。

この時期は痩せやすいので、普段よりも運動量を増やしてみましょう。

他の時期は痩せにくくなってしまいますが、何もしていないと体重が戻ってしまう恐れがあるので、ストレッチやウォーキング、マッサージなど軽めの運動をしましょう。

痩せにくい時期は「痩せる」ではなく「現状維持をする」ことを心がけるようにしてください。

月経周期に合わせてダイエットをするとストレスなくダイエットに励むことができると思いますが野で、ぜひ参考にしてみてください。

 

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